ino la design キャンバーシム TYPE-HP Fiat500
ショートホイールベースのコンパクトカーにおいて、一番の弱点はコーナーリング性能です。
ワインディングやサーキットでのコーナーリング性能の向上は、ホイールベースやトレッドの短いコンパクトカーでは一番懸念される点です。
リアのトーションビーム構造はセッティング自由度が無く、そのクルマ「ナリ」でしか走行できませんでした。また、コーナーリング性能を高めるためにダウンスプリングや車高調サスペンションなどで車高を落としていくと、リアタイヤのトー角度はどんどんトーイン側に振れていってしまい、不適切なロールオーバーや必要以上のタックインという症状が生まれ、適正なセッティングからかけ離れていってしまいます。
そこで、よりスピーディーなコーナリングを可能にするために開発テストを繰り返し、「キャンバー角+1.8度」(参照/ASSO:ino la designローダウンスプリング装着車)を可能にする「リアキャンバーシム(ハイパフォーマンス)」が完成致しました。
ただの切削ではクリアが難しいこの課題も、熟考に熟考を重ねASSOが独自に開発した特殊切削により、セッティング幅を広げるキャンバー角とトー角のセッティングの同時変更を可能にしました。
これにより、コーナーリングやブレーキング時のトラクションを確保することができ、より攻めたマシンパフォーマンスを楽しめます。
本商品の大きな特徴は、「トーイン」の角度を補正する事です。
車高を落とした際にトーインの角度がどんどん増してしまい、コーナーリング性能の向上には不都合が出がちでした。
そこで開発テストを繰り返し、ASSOが導きだしたセッティング値が「トーイン10分」。
現状のダウンスプリング装着時からトーアウトに30分振り、「トーイン10分」の設定が出来るキャンバーシムとなります。 (※ASSOデモカーでの基準推奨値となります。車両によって個体差がございます。)
トー側も車高を下げることによって必要以上にトーインに振れている状態から適切にトーアウトに調整することで、キャスター角の変化も見込め、タイヤの抵抗が減り、ステアリングフィールも順応性が増し、ストレスなくよりスムーズでスピーディーなコーナーリングを可能にしました。
特に繊細なステアリングワークを必要とするワインディング?サーキットの走行には、十分な効果が得られる事でしょう。
もちろんストリート走行の低速時においても、ステアリングに伝わるインフォメーションが増し、より路面をつかみトラクションが増すことで、剛性感あるクルマへと変化していきます。
クルマを操る楽しみや、走ることへの楽しみが倍増するこの「リアキャンバーシム Type-HP」を体感下さい!!
※アライメント数値は弊社デモカーでの数値になります。
※車両の固体差等で、アライメント数値が若干変わる事がございます。
※一部商品は在庫の少ない場合がございます。
お取り寄せの場合、ご注文後約2?3ヶ月の納期となりますのであらかじめご了承ください。