世界発 GRテック液栓でメンテナンスを減らす
アウトドア用衣服・医療・航空宇宙などの最先端分野で有名なW. L. Gore & Associates(ゴア)製触媒デバイスを組み込み、新たに共同開発した「GRテック液栓」。
液栓に付属のデバイスが、面倒な補水メンテナンスの手間を圧倒的に軽減。バッテリー液比重が安定し、クイックチャージ性能を高く維持することで長寿命を実現しています。
※GORE、ゴアおよび記載のデザイン(ロゴ)はW. L. Gore & Associatesの商標です。
・危険な液がれリスクを低減
液減り対策が不十分だと、バッテリー外部への水蒸気・水素・酸素の発散による、バッテリー液の減少を抑制できませんが、新開発のGRテック液栓は、バッテリー充電時に発生する水素と酸素を再結合することで水に戻すことができます。さらに、特許技術による二重蓋構造が水蒸気を水滴に戻すため、相乗効果で液減りを圧倒的に抑制することが可能です。
・液減りを低減し、長寿命を実現
GRテック液栓による液減り比較試験を行った結果、新型バッテリー「ECO.R ENJ」は当社従来品よりも液減りを90%低減を実現しました。
また、液減りを抑制することでバッテリー液比重が安定化し、クリックチャージ性能を高く維持することができるようになったため、寿命比較試験においても、寿命指数が114%に向上しました。
ENバッテリーとは?
ENとはEuropean Normの頭文字。つまり、欧州統一規格に準拠したバッテリーです。
北海道よりもずっと北に位置する欧州発祥のENバッテリーは、そもそも寒冷地に合わせた仕様で、主にCCA値(Cold Cranking Amperes)の優劣、つまり低温下でのエンジン始動性がバッテリー性能の決め手となっていました。
国内で使用する場合は?
寒冷地仕様のENバッテリーを、四季の変化に富み、今や温暖化が進む日本の環境において、そのままの仕様で使うことは多くのリスクをはらんでおり、日本の気候風土と使用環境に応じた構造設計の最適化が求められています。
GSユアサでは、独自の安全・安心性能をプラスした「日本版ENバッテリー」とも言うべき「ENJシリーズ」を開発。国内新車搭載シェアNo.1のGSユアサだからこそできる、信頼性と安全性を高めたニュータイプバッテリーです。
GSユアサ独自の安全・安心設定
・製品の特長
補機用バッテリーは、後部座席下やラゲッジスペースに搭載されていることが多く、補水がしにくくメンテナンスが大変です。
新型バッテリー「ECO.R ENJ」はGRテック液栓をはじめ、独自技術の二重蓋構造で液減りによる電池劣化や抑制するなどの製品特徴をご紹介します。
・最高液面(UL)と最低液面(LL)間にゆとりを確保し液枯れリスクを低減
液量不足によるバッテリー爆発事故を防ぐため、日本の気候風土と使用環境に応じて、最高液面(UPPER LEVEL)と最低液面(LOWER LEVEL)の間にゆとりを設け、JIS規格バッテリーで実績のある液量を確保しました。
バッテリー液が最低液面(LOWER LEVEL)以下で使用を続けると、バッテリー内部の溶接部分が空気中に露出することで劣化が進み、スパークが発生した際に電池内部に溜まっている水素ガスに引火して爆発する危険があります。
・特許技術による「二重蓋構造」で補水の手間を軽減
特許技術による二重蓋構造(特許4715089号)により、バッテリー内で発生した水蒸気を結露させ水滴にすることで、バッテリー液に戻すことが可能です。バッテリーから水蒸気が発散することを防ぎ、補水の手間を減らします。
・万一の減液にも、補水可能な液口栓付き
ハードユースや高温下使用によるバッテリー液の水蒸気の発散や、バッテリー充電時に発生する水素・酸素の発散によって液減りした場合にも、各セルに液口栓があるため補水が可能です。
使用上の注意
●ご利用の際は、商品に同梱の取扱説明書をご確認頂き、正しくご利用下さい。
●保証対象は、取扱説明書記載の保証適用条件に準じます。(ご購入後、ご利用前に、必ずご確認ください。)
●お買い求めの前に、必ず車両に搭載されているバッテリーの形式をご確認ください。
※車両の年式、仕様により適合しない車種が有りますので、現車のバッテリー形式、寸法(縦・横・高さ)及び適合表などで確認の上、お買い求め下さい。
※用途に適したバッテリーがご不明な場合は、販売店やお客様相談室までお問い合わせください。
安全警告
●バッテリーは、電解液(希硫酸)が入っていますので、斜めにしたり、横倒しで持ち運ばないでください。(水平な状態で保ち、お取り扱いください。)
●充電器の使用は、充電器の使用説明書に従って下さい。( 取り扱いを誤ると大変危険ですので、ご注意下さい。)
●バッテリーの取り付け交換は、取り扱い説明書を十分に確認後、細心の注意をはらい実施して下さい。( 若しくは、専門の取り付け業者様にご依頼下さい。)
廃バッテリーの処分について
お買い上げのお客様に限り、廃バッテリーの処分を承っております。
ご注文バッテリーに廃バッテリーの送り先住所等を記載したご案内文書を同梱させていただきます。
廃バッテリー処分における注意事項
※処分できるバッテリーは、お買い上げいただいたバッテリーと同サイズのものに限らせていただきます。
※当社にお送りいただく際の送料はお客様負担となります。またお送りいただく際の運送会社は問いません
※お送りいただく際は当社の外箱を使い、送り状の商品名の欄に「注文番号」と「廃バッテリー」とご記入ください。記入されていませんと受取ができない場合がございます。